意外にも作中で何度も入れ替わりが発生し、現在欠員だらけの王下七武海。
今後、だれがメンバー入りするのかも気になるところですが、実は、王下七武海のモデルといわれているのが、ロマンシングサガ2の「七英雄」らしいのです。
今回は、モデルとなるキャラと、その共通点について、調べてみました!
王下七武海とは?

政府傘下の海賊ってことかな?

みんな言うこときかないし、裏切るけどね~
「七武海」とは、世界政府公認の7人の海賊を指します。
大海賊時代、海軍のみでは世の海賊を制圧しきれないため、強い海賊の力を借りようというのが狙いだと思われます。
王下七武海になるメリットとしては以下が挙げられます。
- 指名手配・懸賞金がかけられない
- 世界政府未加盟国への略奪行為が認められる(その代わり、略奪品の一部を納める)
- 非公認だが、一般人に対する犯罪も黙認される
簡単に言えば、世界政府の名のもと、海賊行為ができるといったところでしょうか。
ただし、世界政府に対する忠誠心は皆無に等しく、七武海を隠れ蓑にしようとするメンバーも多数存在しています。

七武海の欠員によるメンバーの選定は、元帥・中将・王下七武海残存メンバーで行われますが、世界政府の最高権力、五老星の意見も加わります。

藤虎はこの制度自体に異議を唱えており、完全撤廃を考えているようです。

現在のメンバーは5名。
- ジュラキュール・ミホーク
- バーソロミュー・くま
- ボア・ハンコック
- バギー
- エドワード・ウィーブル

バーソロミュー・くまは、天竜人の元にいますので、実質は4人となります。

ロマンシングサガ2とは?

ゲームだよね?

スーファミ時代の名作だよ!

1993年に、現スクウェア・エニックスが発売した、サガシリーズ5作目のRPGゲームです。
皇帝となり、領土を拡大しながら、宿敵である「七英雄」を倒すまでをプレイするゲームです。
スーパーファミコン用ゲームとして発売され、現在はWiiやWii U、Newニンテンドー3DS、PCでプレイが可能です。
その宿敵として登場した「七英雄」が、ONE PIECE初期の王下七武海のモデルとなっているのではないか、とネット上では話題になっています。
各キャラクターの元ネタは?
1.サー・クロコダイル : ワグナス

国の支配をもくろむ点が、アラバスタ王国を乗っ取ったクロコダイルと類似します。
ただ、クロコダイルとワグナスは唯一、性別が一致しません。
そこでささやかれているのが、クロコダイルが「元は女であった」とされる説です。
インペルダウン編で、イワンコフがクロコダイルに「弱みを握っている」と話していたのは、クロコダイルの性別を、「ホルホルの実」の能力で男性に変更したからでは…と、言われています。

2.ジュラキュール・ミホーク:ノエル

天才剣士と呼ばれている点が共通しています。
また、ノエルはロッケブーケと兄弟の関係にあり、ハンコックとミホークの兄弟説が出ているのも、このためです。
3.ボア・ハンコック:ロッケブーケ

ハンコックは女海賊の島で女ヶ島と呼ばれる「アマゾン・リリー」の女王で、ロッケブーケも女戦士の村の女王である点が共通しています。
また、相手を魅了する技をどちらも使用し、前開きのロングスカートも、スリットのロングスカートをはくハンコックと似たコスチュームともいえます。

4.ジンベエ:スービエ

海流を操って攻撃してくる点、半魚人である点が共通しています。
ただ、ジンベエと異なり、2本足ではなく上半身が人間という感じですね。

5.バーソロミュー・くま:ダンターク

神出鬼没の暴君である点、身体を改造している点が共通します。
バーソロミュー・くまは、目的のために、ベガバンク博士により改造人間となりましたが、ダンダークは自身でモンスターを吸収し、ただ強さのみを求めています。

6.ドフラミンゴ:ボクオーン

ボクオーンは麻薬を、ドフラミンゴは悪魔の実を製造していた点が共通します。
また、操り人形のデザインがモチーフになっていることと、ドフラミンゴの「イトイトの実」の能力がリンクしているとも言えます。

7.ゲッコー・モリア:クジンシー

ゾンビや霊体が部下であることが共通します。
ただし、ゲッコー・モリアが影を操るのに対し、クジンシーは人間の生命力を吸い取っているので、能力としては、ビッグ・マムに近いかもしれません。

まとめ
改めて調べてみると、王下七武海と七英雄の共通点はかなり多くあり、その一致度から言っても、モデルとなっているのは間違いないでしょう。
そして、クジンシーの麻薬の製造が、ドフラミンゴのSMILE(人工悪魔の実)の製造とリンクしているなど、ストーリーにもかなり絡んでいるのがわかりますね。
もちろん、まったく異なる設定もありますし、クロコダイル元女説、ミホークとハンコックは兄妹説が、実際はどうなのか気になるところです。