934話でモモの助が竹刀を振りながら「スナッチ」という掛け声を発していました。
モモの助が初めて発した言葉ですが、一体なぜモモの助はこの掛け声を突然使っていたのでしょうか。
そして「スナッチ」とはどういう意味を持つのでしょうか。


なぜモモの助は「スナッチ」と発したのか?
モモの助はなぜ「スナッチ」という言葉を知ったのでしょうか。
「スナッチ」とは海外の剣の掛け声でござる!とモモの助はお菊に話していました。
それを知ったのは、ゾロ十郎が教えてくれ、勇気が出ない時に心を奮い立たせるまじないだと言うのでした。
つまり、ゾロがモモの助に教えた言葉だったのです。
ゾロは「スナッチ」という言葉をいつ知ったのでしょうか。
考えられるのはゾロは恩師からその言葉を聞いていたという事です。
ゾロの恩師とは、コウシロウとミホークに二人ですね。
ミホークはワノ国とは関係のない海外出身であるために、ワノ国の侍からしたら異国の侍の掛け声で、印象の悪い掛け声だと思います。
もしかしたらミホークがゾロを修行したときに教えたのかもしれません。
ゾロはその掛け声のおかげで厳しい修行を乗り越えられたからこそ、モモの助に伝えたのでしょうか。
または、コウシロウが教えた掛け声とするならばどうでしょうか。
コウシロウは名前からワノ国出身である可能性があると以前から言われております。
そして、お菊が「スナッチ」に対して、「九里」の古い方言でそのような掛け声があると言っていました。
そのことからコウシロウがワノ国にいたときに聞いた掛け声で、それをゾロに伝えたのだと思います。


「スナッチ」の意味とは?
ワノ国だけの言葉なのか、海外の掛け声でもあるのかは不明ですが、そもそも「スナッチ」という意味は何でしょうか。
「スナッチ」とは英語でさっと取る、ひったくるという意味です。
お菊がモモの助様が使うにふさわしい意味ではありませんので!とモモの助が使うことを禁じました。
確かに、将軍のご子息が竹刀を振りながら、「ひったくる!ひったくる!」って言うのはあまりにも格好が悪いですし、侍が使うわけにはいかないですね。
ワノ国の「九里」で使われている古い掛け声ですので、もしかしたら光月家と対立するような侍や死語となる掛け声だったのでしょう。
ゾロが使っていたと言う時点で何か意味深な言葉でありそうで、ゾロ自身は意味を分かっていなさそうですね。
もしかしたら「スナッチ」という掛け声の意味にはもっとワノ国の秘密を含む凄い意味が含まれているかもしれません。


まとめ
以上、モモの助が言った「スナッチ」の言葉の意味について考察しました。
掛け声として「スナッチ」は謎が多い言葉ですが、いずれゾロかモモの助から使われると思いますので、その時に本来の意味が分かることを期待したいです。