おトコちゃんとは花の都で花魁の禿をしている小さな女の子であり、トの康とはえびす町で暮らしている変わったおじさんです。
この二人、実は親子なのではないか?と噂をされております。
一体、おトコちゃんとトの康は本当に親子関係があるのでしょうか。
おトコちゃんの正体と二人の過去を考察していきながら見ていきたいと思います。


おトコちゃんの正体とは一体?
おトコちゃんとの正体は一体何でしょうか。
花魁の禿とは、花魁の身の回りの世話や雑用をする少女であり、おトコちゃんはワノ国一の花魁である小紫に使えています。
とても明るい性格の少女で、どんな時でも笑顔で笑っています。
その性格が裏目に出る出来事があり、それが将軍オロチを怒らせてしまったのです。
オロチが赤鞘九人男の亡霊を恐れている中、周りの部下が口には出しませんがオロチのことを馬鹿にしていました。
そのことに気づいたおトコちゃんは笑ってしまい、結果として小紫が斬られてしまう事件にまで発展してしまったのです。
笑顔を見せるのはとてもいいことですが、時と場合を弁えることが出来ればおトコちゃんも一人前の花魁になることが出来るかもしれないですね。
おトコちゃんの父親はトの康なのか?
おトコちゃんの父親がトの康というのは本当なのでしょうか。
トの康の出身地はえびす町ですが、実はおトコちゃんも同じえびす町出身であると思います。
その理由は、えびす町の町民はたとえどんなことがあっても大笑いしていたからです。
お腹が空き過ぎて死にそうになっているにも関わらず、「あはは!」「ぎゃはは!」と笑います。
おトコちゃんもサンジの作った蕎麦をこぼされた時に、泣いているにもかかわらず笑っていました。
つまりおトコちゃんが花の都に出稼ぎに来たと考えられますね。
また、おトコちゃんとトの康の容姿で似ているところがあります。
それは二人とも四角い歯がきれいに並んでいるというところです。
トの康は栄養失調で歯が抜けているところもありますが、おトコちゃんと同じような形の歯が生えています。
そして笑った時の上唇の形も少しウェーブが二人ともかかっています。
二人が親子だからこそ、顔の作りが似てくるのかなと考えられますね。
なんと言っても名前に親子である理由が隠されています。
お父さんがトの康で、トの康の子で"トコ"となっているではありませんか。
以上のことから、容姿だけではなく名前からも二人の親子関係は間違いないでしょう。


二人の過去とは何か?
二人が親子であることは分かりましたが、子供であるおトコちゃんを花の都に出稼ぎさせるには何かの理由があるはずです。
一体どのような過去があるのでしょうか。
まず考えられるのはおトコちゃんが父であるトの康やえびす町のみんなを裕福にさせるために働いているということです。
自分が過ごしていた故郷を救うために努力をしているのでしょうか。
トの康はゾロと始めて出会った際に、"カス"と言われており、トの康もその通りと認めています。
娘だけを働きに行かせて、トの康自身は放浪しているから言われたのでしょうか。
不安な考察となりますのが、トの康がおトコちゃんを遊郭に売ったということです。
おトコちゃんが禿として花魁についているのも分かりますし、昔小紫にお金を注ぎ込んだ一人がトの康と考えると繋がらなくもないです。
いつも笑顔でいるのは、おトコちゃんがトの康から捨てられた寂しさを紛らわす為かもしれません。
そうであるならば、トの康はカスという言葉では生温いものになりそうですね。
みんなの幸せのためにおトコちゃんが働いているということをただ祈るばかりです。


まとめ
以上、おトコちゃんの父親はトの康説と、二人の過去について考察しました。
麦わらの一味と関わるこの二人の登場人物はこれからも現れるはずです。
今後、秘密裏にされていた二人の関係が明らかになることを楽しみにしましょう。