今回のテーマは「ビビ」についてです。
これまでに何度も取り上げてきたビビですが、最近になって作者があることを明らかにしたのです。
それが、「ビビは最初、王女ではなかった」ということ!
どういうことなのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
ビビとは?



ワンピース 65巻 第640話
ビビは、アラバスタ王国 王女です。
アラバスタ編では、アラバスタ王国を乗っ取ろうとしたサー・クロコダイルと戦うため、麦わらの一味として共に行動していました。
初登場時は、そのサー・クロコダイル率いる秘密結社「バロック・ワークス」の「ミス・ウェンズデー」の名で、敵として登場しています。

ワンピース 12巻 第103話
ビビは悪魔の実の能力を有しておらず、麦わらの一味と比較するとそこまで戦闘能力は高くありません。
しかし、当時わずか16歳にしてバロックワークスという暗殺集団においてトップクラスの位置まで上り詰めていたことを考えると、一般的にみれば戦闘能力は高いのでしょう。
登場時は双子岬で出会った、クジラのラブーンを食料にしようとしていたところを麦わらの一味に撃退されます。
その後、麦わらの一味を本拠地であり、賞金稼ぎが集まる島ウィスキーパークへ誘導。
ウィスキーパークではバロックワークス総出で麦わらの一味を捕らえようとしますが、その渦中にMr.5とミス・バレンタインによってビビの正体が、アラバスタ王国 王女「ネフェルタリ・ビビ」であることが明かされます。
同じくバロックワークスに潜入していたイガラムからの依頼により、麦わらの一味はビビとともにアラバスタ王国へ。共にサー・クロコダイルを討伐しました。
最近では、各国の王が集まる「世界会議」に父とともに出席。
ルフィら麦わらの一味と交流のあるキャラクター達との交流が描かれていました。
ビビに関する記事はこちらもご覧ください↓

ビビは最初、王女じゃなかった?


最近になって、作者は「ビビは最初、王女という設定ではなかった」と明らかにしています。

ONE PIECE 総集編 THE 21st LOG
「予想以上に活躍したキャラクターは?」という質問に対して回答された「ビビ」。
作者によると、ビビはあくまでバロックワークスの1人としての登場だったようです。しかし、あるとき髪を下した姿を描き、「王女っぽいな…」と思い、「ミス・ウェンズデー=ネフェルタリ・ビビ」という構想を思いついたそうです。
アラバスタ王国編自体の構想はあったようなので、もしここで作者がひらめかなければ別の「ネフェルタリ・ビビ」という王女が誕生していた、もしくは王女の存在自体がなくなっていたのかもしれませんね。
ワンピースの数ある舞台のなかでも、絶大な人気を誇る「アラバスタ王国編」。その人気の秘密には、やはり敵→王女→仲間となっていたビビの存在が大きかったと思いますから、このひらめきはワンピース人気のターニングポイントの1つだったともいえるのではないでしょうか。
ビビの今後について予想!


世界会議編でも再登場したビビ。
王女として立派に勤めている様子が描かれる一方、父の病が明らかにされるなど、不安要素も少し盛り込まれていましたね。
また、ネフェルタリ家はポーネグリフを所持していただけではなく、「天竜人となりうる存在」だったことも明かされ、今後のストーリーの主軸に大きく絡んでくることも予想されます。
さらには、イム様に狙われているような描写もあり、今後も目が離せないキャラクターであるには違いありません。
麦わらの一味と再会した際には、ロビンとの確執も気になるところ。

描かれる可能性が高いのは以下の内容でしょうか。
- イム様(天竜人)とネフェルタリ家との対峙
- ロビンとビビの和解
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビビが王女であるとわかったとき、多くの読者が驚いたかとは思いますが、その設定が途中で付け加えられたものであると知って、さらに驚いたのではないでしょうか。
他にも、当初の設定と異なり、活躍したキャラクターも多く存在するのでしょうね。