おでん節とは、光月おでんが行う所作や心持ちのことを表しています。
傾奇者であるおでんの仕草は一見理解不能であり、失礼な態度に見える事があります。
しかし、ワノ国の人々は惹きつけられてしまう魅力がおでん節にはあるのです。
今回は、おでん節とは何か詳しくおさらいをして、今までのおでん節について振り返ってみましょう。
おでん節とは一体?
よく、〇〇(人の名前)+節がついて使われる場合があります。
本来「〜節」とは、日本古来の歌のことを指していました。
人に使う場合は「話し方」や「話術」、「弁論」などの意味を持ちます。
そこにはその人に独特の趣があると捉えられるでしょう。
そのために、対象とする人を褒めたり貶めたりすると言うよりは、「ならでは」のことを表すのです。
つまり、おでん節は光月おでんならではの話術であり、そこには独特の趣と魅力があるということと考えられます。
基本的に、ある人物が話すことに対して〜節と使うことはあまり多くありません。
そう考えると、おでん自身に人を惹きつける魅力があり、その言葉に人々がつい反応してしまうからでしょう。
今まで、ワノ国の人々が心を奪われたおでん節にはどのようなものがあったでしょうか。


今までのおでん節
今まで明かされたおでん節とは何でしょうか。
父の遺体を燃やす炎で食べるおでん
おでんの初登場となるシーンでした。
ある家族の父親勝ぞうが火葬され、家族がお骨を拾いに行こうとするとおでんが遺体を燃やす炎でおでんを食べていました。
当然の如く激怒する家族を他所に、おでんは鍋を平らげて一言言います。
そいじゃあな!勝ぞう…次に飲む時ゃあの世だな、ではごめんなすってご親族さん方と去って行くおでん。
それを聞いていた妻と娘達はドキドキしながら、おでんのカッコよさに心奪われそうになりました。
山の神事件
山の神である猪の子どもを奪う錦えもんが原因で、山の神は花の都を襲います。
そこでおでんが犯人役を買い、山の神に小猪を見せつけました。
そして、おでん二刀流"桃源""白滝"によってワノ国と人々を救います。
おでんのカッコよさに男達は惚れますが、時間の犯人だからと気持ちを抑えました。
そこで事件の真相を話そうとした錦えもんに、しょうもねぇ事するなと一括するのです。
その後、父親から絶縁にて花の都を追放と受けるときにおでん節が出ました。
片腹痛いぞ将軍殿!ついにあんたが、いやさ花の都がこのおれを持て余しただけの事!
そしておでんがワノ国を去っていくと、そのカッコよさに錦えもん達だけではなく、ワノ国の男達の一歩で都が少し傾いたというのでした。
釜茹での刑
おでんはカイドウとの戦いに敗れて、釜茹での刑になりました。
家臣九人を背負い、釜の中に入るおでんの5年間の真実が語られます。
裸踊りをしていたのは、オロチがワノ国で行っていた人攫いを辞めさせるためでした。
おでんは自分のことをどんなに蔑まれようとも、ワノ国を守り続けていたのです。
おでんの口からおでん節は出ていませんが、その真実を聞いた人々は驚きが隠せませんでした。
伝説の一時間と呼ばれる出来事なので、おでん節が出ることで皆涙を流すでしょう。
これらだけでなく、おでんは魅力はワノ国や白ひげ、ロジャーにも伝わっていました。
最後のおでん節を聞き逃さないように、しなければなりませんね!


まとめ
以上、おでん節とは一体何で、今までのおでん節について考察しました。
おでん節は魅力溢れる言動だけではなく、行動を指している感じがします。
ワノ国伝説の男おでんの最後を見届けたいですね!