ミンク族と魚人族・人魚族の不思議な遺伝子の伝わり方について【ワンピース考察】

今回のテーマは、「ミンク族」そして「魚人・人魚」の不思議な遺伝子の伝わり方についてです。

ミンク族や魚人・人魚たちにはそれぞれ様々なタイプが存在しますが、例えば両親とはまったく違うタイプの子が誕生することも多々あります。それは一体なぜなのでしょうか。

そんな不思議な彼等の遺伝子の伝わり方について、調べてまとめてみました!

目次

ミンク族とは?

ぷに助
 キャロットやイヌアラシ・ネコマムシがそうだね! 
ぱちぇこ
 あとはぺコムズやベポとか! 

動物のような顔と体をもちながら人間と同じような生活をする、いわば半獣人です。様々な種族がおり、いずれも全身が毛におおわれていることが特徴です。

また、「生まれながらの戦闘種族」とされており、赤子ですら戦えるといわれています。

特徴としては、「エレクトロ」というスタンガンのように電流を流す能力を持ち、また満月をみることにより、「月の獅子(スーロン)」に変身することができます。

月の獅子(スーロン)とは…

ミンク族は、満月を見ると自身の野生が呼び起こされ「月の獅子(スーロン)」となります。本来であれば、我を失い無差別に暴れ、最後には暴れ疲れて死亡してしまうといったものでしたが、モコモ公国の戦士は訓練によりその力を制御しています。

スーロン化することにより、戦闘力は大幅に向上し、容姿も変化します。

スーロン化にはただ満月であるというだけでなく、「雲などによる陰りがない」ということも条件となるため、当日の天候にも左右されるようです。

変身後は見た目の変化だけではなく、身体能力が大きく向上、さらには凶暴性が増し、自我を失うほど暴れまわります。訓練により制御できた場合はその限りではありませんが、制御できない場合、暴れ疲れて死んでしまうとまで言われています。

ゾウ(象主)の上にモコモ公国を築き、多くのミンク族がそこで暮らしていましたが、ワノ国の「雷ぞう」を探しに来た、カイドウの部下「ジャック」によって国を壊滅状態にまで追い込まれてしまいました。

国王は昼と夜で分かれており、昼は「イヌアラシ」夜は「ネコマムシ」が担っています。

ぷに助
 ミンク族は人間嫌いだとされていたけどそうでもなかったね。 
ぱちぇこ
 それどころか人間を"毛のない猿のミンク"として、別種族とも認識していなかったね。 

ワンダの言う「他のミンク」が何を指しているのかは未だにわかっていませんが、以前当ブログでご紹介したとおり、一説では現実世界においてミンクが外来種の代名詞であることから、「外からきた種族」のことであり、人間もまた外からきたものなのでは、とも言われています。

もちろん、人間の世界でいう「種族」をミンクに置き換えているだけ…ということもありえます。

魚人族・人魚族とは?

ぷに助
 ジンベエやアーロン、しらほし姫とかだね。 
ぱちぇこ
 魚人と人魚がいるんだよね。 

魚人族とは?

水中にいる生物の特性を主に上半身に受け継ぎます。水中にいる生物とは主に以下のような生物です。また分類上は「人間から進化した哺乳類」とされています。

  • 甲殻類
  • 軟体生物

また、以下の様な特徴も持ち合わせます。

  • 人間の10倍の筋力をもつ
  • 水中で鰓呼吸ができる
  • 深海1万mの水圧にも耐えられる
  • 比較的気性が荒い
  • 魚や海獣も食べる

人魚族とは?

 
水中にいる生物の特性を主に下半身に受け継ぎます。水中にいる生物とは、主に魚人族と同じようなものを指しますが、作中では多くの人魚が魚の下半身を持っています。
 

また、以下の様な特徴も持ち合わせます。

  • 人間と筋力に差はないが鍛えることで魚人族並にはなる
  • 水中で鰓呼吸ができる
  • 深海1万mの水圧にも耐えられる
  • 水中の移動速度は魚人や他の海生生物より早い
  • 魚や海獣たちと会話ができるため、魚や肉は食べない
  • 性格は大人しいものが多い

特に特徴的なのが「女性の人魚」です。以前、当ブログでもご紹介しましたが、女性の人魚は30歳になると、「二股人魚」となり、尾ひれを足に変化させることができます。

ウォーターセブン編では、駅長のココロが二股人魚であることを明かしていました。

そのため、人間のように生活しているものでも「実は二股人魚」である可能性も十分にあります。また、後々触れていきますが、ココロのように人間と子をもうけ、さらにはその子が人間と子をもうけることで、人魚の子孫である孫には足は人間のままで「遊泳能力」のみが受け継がれるということも十分にありえます。

このことから、「泳げない能力者を何人も抱えて泳ぐことができる」「出生に謎を抱えている」ナミが「実は人魚の子孫ではないか」とも言われていますね。

ミンク族・魚人族・人魚族の遺伝子の伝わり方とは?

ぷに助
 なんだか特殊だったよね。 
ぱちぇこ
 親以外の遺伝子が強くでることもあるんだよね。 

魚人族・人魚族の場合は人間と近い遺伝子をもっているため、人間と子をつくることもできます。そのため以下のような組み合わせでの子が生まれる可能性も十分にあります。

  • 魚人族×魚人族
  • 魚人族×人魚族
  • 魚人族×人間
  • 人魚族×人魚族
  • 人魚族×人間

特に、女性の人魚族は30歳をすぎると二股人魚となり、人間となんら変わらない姿になり陸上での生活もしやすくなるため、人間の男性と子を持つ可能性が高いかもしれません。

一方で、ミンク族に関しては今のところ、人間や他の種族とのハーフが存在するのかはわかっていません。見た目は人間に近く、遺伝子も近い様に感じますがスーロンといった特殊能力が備わっていること、またビッグ・マムの子にもミンク族のハーフがいなかったことから、もしかすると人間と子が設けれない可能性もあるかもしれません。

また、魚人族・人魚族・ミンク族に共通しているのは、人間と異なり「親の遺伝子」を色濃く受け継ぐというわけではなく、「先祖代々の遺伝子のうち、どれか一つをランダムに受け継ぐ」ということです。

人間の世界でも「隔世遺伝」として祖父母の特徴を受け継ぐことはありますが、それよりもはるか前の祖先の特徴を受け継ぐ可能性もあるのです。

そのため、たとえば犬の父親、猫の母親で、子がゴリラというケースもあれば、タコの人魚族の父親、イカの魚人族の母親から、サメの人魚が生まれるというケースもありえます。

そのため、ミンク族や魚人族・人魚族には「外見による差別」をする考えが理解できません

そのため、アーロンなど、魚人族の一部の過激派ともいえる人物たちにとって、人間を嫌悪するひとつの材料とされていました。

ミンク族を「人間嫌い」だと勝手に判断していた件もありますし、こうしてみると、人間がいかに自身と他者を区別することが好きで、自身と異なるものについて排他的であるかということがわかりますね。

 まとめ

いかがでしたでしょうか。

まだまだ奥が深い、ワンピースの世界ですが、遺伝にもさまざまな法則が隠されていたようです。そのため、実はあのキャラクターが〇〇の子孫だった…!!ということも十分にあり得るわけで、今後の展開がとても楽しみですね。

特に麦わらの一味のなかでも、ゾロ・ナミ・フランキー・ブルックに関しては出生について謎めいている部分がありますから、これからどう明かされるのかが気になるところです。

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