今回のテーマは「サンジ」についてです。
女性を蹴らない・女性を大切にするというポリシーを持っているサンジですが、読者の間で、ビッグ・マムを蹴っているのでは?という噂がたっています。
確かにこれまでもココロやDr.くれはなど、年配女性には結構失礼な態度をとってきたサンジですが、やはり同じ女性といっても年配であったり、自分の好みではない女性には厳しいのでしょうか?調べてみました!
サンジ(ヴィンスモーク・サンジ)とは?



ワンピース 81巻 第812話
- 包丁を凶器として使用しない
- 手を使用せずに戦闘に足技を用いる
- 女性に暴力を振るわない(蹴らない)

ワンピース 84巻 第842話

ワンピース 42巻 第403話
ビッグ・マムを女性なのに蹴った?



ワンピース 87巻 第870話
そんなサンジが女性を蹴ったと話題となったのがこのシーンです。
四皇ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)から、レイジュ(ヴィンスモーク・レイジュ)を守るためにルフィとともにビッグ・マムに対して足技を繰り出しています。
これに対してネットでは「ついにサンジが女性を蹴ってしまった」「ビッグ・マムは怪物扱いで女性としてカウントしないということ?」などという意見が挙がっていましたが、SBSではこのようなやり取りがなされていました。
おだ先生じゅうだいなほうこくがあります。八十七かんの23ページでサンジがビッグ・マムのことをけってますよね? 女をけらないサンジはどこえいったんだ!
はい。
これは何通かいただいているんですけど、違うんだよ!
ビッグ・マムがレイジュを狙ってパンチを放ち、ルフィとサンジがそれを受け止める。と言う事なんですよ、ここは。
しかし、ただ受けるだけでビッグ・マムのパンチは止まるかな!?ムリです!!だから彼女のパンチ力を殺す為に蹴りで受けました!!
だからこれは防御であり、女性への暴力ではありません!!サンジのポリシーは破られておりません!!
つまり、ビッグ・マムに対して蹴りはしたものの攻撃はしておらず、あくまで攻撃を受け止めた(防御)だけということですね。
読者によっては納得がいかないかもしれませんが、実際にビッグ・マムはノーダメージですから、防御という主張は通るのではないでしょうか。
ココロやくれはなど年配女性に厳しい?


サンジは美女に目がありません。ホールケーキアイランド編では、他の兄弟である「イチジ(ヴィンスモーク・イチジ)」「ニジ(ヴィンスモーク・ニジ)」「ヨンジ(ヴィンスモーク・ヨンジ)」もナミにくぎ付けとなっていますから、兄弟特有の性格だといえるでしょう。
しかし、他の兄弟は女性に対して何のためらいもなく暴力をふるい、優しく振る舞うわけではありません。これは、サンジと違い、ほとんどの感情が欠落しているためだといえます。
また、サンジはゼフの教えにより、女性は決して攻撃してはいけないと叩き込まれており、その教えから派生して女性に対する気配りや配慮もばっちりです。
しかし、サンジにもやはり好みがあるようで、自分のタイプとそれ以外では態度の差が生じるようです。それが顕著に表れているのが「恋愛対象にならないほど年が離れている年配の女性」に対してです。
作中では「ココロ」「Dr.くれは」「ビッグ・マム」などが挙げられているでしょう。また、攻撃するかどうかはわかっていませんが、カマバッカ王国の住人のように「心は女性」といった人物に対しても冷たいです。
ココロの人魚姿をホラー扱いしてトラウマにまでなっているサンジ。
Dr.くれはに関しては「バァさん」とは言ったものの、その後敵からの攻撃から守り、「レディー」扱いしていましたね。
カマバッカ王国では、住民たちと戦うことで戦闘能力を磨いていたようですから、「心が女性」に対しては攻撃ができるのではないでしょうか。そもそもカマバッカ王国の住人たちはドラアグクイーンのようにも見えますから、性自認が男か女かについては判断がしづらいです。Mr.2(ボン・クレー)も同様ですね。
つまり、サンジの優先順位をつけるとなると…
- 若い美女
- 若い女性
- その他の世代の女性
- 年配の女性
まあ、一般的な男性が恋愛対象とする順位と同じく、態度も変化するということでしょう。
気になるのは、赤鞘九人男の菊乃丞に対してやイワンコフの超人系悪魔の実「ホルホルの実」によって性別が変化した、「体だけ女性に変化した男性」にどうでるかですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一時はついにサンジが女性を蹴ったと話題になっていましが、あくまで「防御」であることがわかりました。ということは、自分からビッグ・マムを攻撃することはないということになります。
そうなるとビッグ・マム戦がこれから再びあるとすれば、防御に徹するか、別のキャラクターとの戦い要員となることが想定されますね。