906話で初登場したイムですが、世界政府の最高権力者です。
五老星が跪くほど尊い存在で、虚(から)の玉座に座ることができる人物です。
虚の玉座とは、世界政府が王族達に「たった一人の王はいない」「あの玉座には誰も座らない」と話しているものです。
このことから世界中の王族ですら知らない人物です。


謎の人物イムに関しての正体を考察し、またシャンクスとの関係性を見ていきたいと思います。
イム様の正体とは?
イム様は正体不明の人物ですが、前置きで述べたように天竜人のトップである五老星が跪くほどの人物です。
ここで推測されるのは、世界の頂点に立つ人物ですべてを統べるものだと考えられます。
聖地マリージョアの虚の玉座に座れる人物など普通であればいるはずもなく、ありえないはずです。


五老星が「歴史より消すべき灯がお決まりでしょうか?」とイム様に言うあたり、今までの四皇や海軍、革命軍の戦力とは次元が違います。
もしかしたら空白の百年の謎もこのイム様によってもみ消されたものかもしれませんね。
現在、イム様の正体は仏ではないかと推察されています。
それは、「仏」という漢字を離すとイムになるからです。
とても短絡的な考えだと思いますが、イム様の存在感や権力の大きさを考えると、神様・仏様という別格の存在にぴったりかもしれません。



どれほどの力を有するのか悪魔の実の能力者なのかは不明ですが、地位的に悪魔の実の創造した人物かもしれませんね。
ミホークが父親なのか?
イム様の正体を考えるにおいて、重要なのは目のデザインです。
908話の最後にイム様の目が映りましたが、「二つの円と中に黒丸」という特徴的な目をしていました。
外見をぼかしてはいましたが、目だけをはっきりと書いているということは、目だけで誰と繋がっているかわかるという作者からのヒントだと思います。
その特徴ある目を持つ人物が一人思い当たりますね。
そう、王下七武海の世界一の剣豪ジュラキュール・ミホークです。


現時点では目以外の特徴的な共通点はあまりありません。
それはミホーク自身も謎が多い人物だからです。
おそらくこれからミホークの正体もわかってくると思います。
現在はワノ国編で侍が多く登場するので、ここでミホークの話が出てもおかしくはありませんね。
イム様とシャンクスとの関係とは?
イム様と四皇シャンクスの関係性は何かあるのでしょうか。
シャンクスは海賊からもミホークからも元海軍元帥のセンゴクからも一目を置かれていました。


頂上戦争で、ミホークがシャンクスとは戦わないといったことや、センゴクは「お前だったらいい、責任は私が取る!」とルフィの兄、エースと白ひげの遺体を任せました。
敵である海軍のトップにまで信頼のある海賊がいるでしょうか。
それはイム様と大きな繋がりがあるからだと考えられますね。
そのイム様とシャンクスの繋がりとは近親者ということです。
そう考えると、先ほど親子説で出てきたミホークとも近親者となるため、戦いたくないという理屈が通用します。
海軍もイム様の身内に対して何も言うことができないとも思います。


また、あの五老星が「君だから時間を取った」とシャンクスのために時間を作ったことも普通であればありえないはずです。
四皇といっても海賊一人のために天竜人のトップが会うはずがないと考えられるからです。
このことからもシャンクスがイム様と繋がっていることがわかりますね。
まとめ
以上、イム様の正体とシャンクスとの関係性について考察しました。
イム様に世界を動かす力があるのは分かりましたので、今後の話の展開を大きく左右すると思います。
また、父親で七武海ミホーク、近親者で四皇シャンクスということも可能性があることがわかりました。
イム様の身内だからこそ、二人の強さが尋常ではないことも納得ですね。
イム様がいつのタイミングで登場するかはわかりませんが、とても楽しみです。