【ワンピース考察】シャンクスが片腕を失った理由と1巻で実は覇王色の覇気が出てくる伏線が凄い

新世界編に入り、
当たり前のようにキャラクターが会得している「覇気」ですが、
実は、シャンクスが1話からその覇気をつかっていた説があるのです。

ではなぜ覇気を持ちながら片腕を失ってしまったのか？
その理由も併せて調べてみました！

シャンクスとは？なぜ片腕に？

そして、現在は片腕のシャンクス。
第1巻の第1話にその片腕を無くした理由が描かれています。
悪魔の実を食し、泳げなくなったルフィは、
山賊「ヒグマ」により海に突き落とされてしまいます。

そこをシャンクスに助けられますが、なんとその時、
「近海の主」と呼ばれる海王類が、
シャンクスの片腕を食いちぎってしまったのです。

なんと、シャンクスの腕が無くなるエピソードは、
当初から考えられたものではなかったとのこと。

ONE PIECEのベースとなっている読み切り「ROMANCE DAWN」の段階で、
担当編集であった久島さんに、「ヤマ場が足りない」といわれ、
このエピソードを書き足したそうです。

かなりインパクトの強いエピソードかつ、
シャンクスとの絆をより感じることができるシーンなので、
久島さんのダメ出しには感謝したいですね。

なお、シャンクスは腕を食いちぎられた後、一睨みで近海の主を去らせています。
これは、今思えばシャンクスの「覇王色の覇気」だったのではないでしょうか。

そうなると覇気について、しっかりと描かれる10年も前から、
その構想があったことになります。
その先を考えての描写だとすると、すごいことですね

覇王色の覇気とは？

覇気とは、体内エネルギーのような概念で、
『気配』『気合』『威圧』『殺気』『闘争心』『怒気』などの感覚と同じです。

武装色・見聞色・覇王色の3つに分類され、修行により強力な戦闘力につながります。

素質は基本的にすべての人が持っていますが、それを開花させるには鍛練が必要です。
ですが、ごく一部には生まれつき見聞色の覇気を身につけていたという例もあります。

新世界で会得した海賊も多く、
また海軍の中将以上も会得している者が多いとみられています。

覇王色の覇気は、覇気の中でも特殊で、
会得できる人物は数百万にに1人ともいわれています。
"王の資質"とも言われ、敵を外圧するほか、力量差がある際には気絶させたり、
物理的な破壊力をもつこともあります。

作中では、シャンクスが白ひげのクルーに覇気を使ったシーンが有名ですね。
白ひげのクルーも相当強いはずですから、
そのクルーをばたばたと覇気だけで気絶させるシャンクスの覇王色の覇気が、
どれだけ強いかがよくわかりますね。

シャンクスが片腕を失った理由とは？

 

では、なぜそのような強い覇気を持ちながらシャンクスは、
後のルフィに一撃で倒されるような海王類に、腕を食いちぎられてしまったのでしょうか。

ネット上での説を集めてみました。

この説のなかで否定できるのは、「そこまで強くなかった」説でしょうか。
以降のストーリーでは、白ひげをはじめ、
「シャンクスほど強い人物が腕を失った」ことに驚く描写が多くありますので。

また、ルフィの将来にかけてというのもなかなか…。
ルフィの芯の強さを見込んだのかもしれませんが、
トラウマになって海賊をあきらめるというのもありえますからね。

となると、「能力者」説と、「遠方攻撃」説が有力ではないでしょうか。

能力者であれば海に入ることで力が弱まってしまいますし、
かろうじて覇気を使っておっぱらった可能性はあります。

また、遠方攻撃もONE PIECEではありえる話ではありますし、
可能性としては十分にありますね。

まとめ

ONE PIECEの世界でも、1位2位を争うであろう強さのシャンクス。
そのシャンクスが、のちのルフィに一撃で倒されるような海王類に腕を持っていかれる、
というのはなかなか考えにくいです。

またシャンクスの戦闘シーンというのは、実はかなり描写が少ないのです。
そのため、実は能力者であるというのは、可能性としてかなり高いです。

今はまだ触れられていませんが、
本編なり、後日談なりで、その理由が明かされるのを楽しみにしたいところです。

個人的には、本編で伏線を回収してもらって、
ぜひ読者を「おおーーー！！」と言わせてくれるのを期待しています。