以前より超新星・最悪の世代についてまとめてきましたが、今回は「X・ドレーク」についてです。
まさかの恐竜に変身する能力をもつ、動物系(ゾオン)でもかなり上位の強さであろうX・ドレーク。
そんな彼について、強さや過去を中心にまとめてみました!
X・ドレークとは?


超新星・最悪の世代の1人で、ドレーク海賊団 船長でしたが、現在は四皇カイドウ傘下となる百獣海賊団 真打 飛び六胞の座についています。
Xは、エックスではなくディエスと読みます。
懸賞金は2億2200万ベリーです。
動物系(ゾオン)悪魔の実古代種「リュウリュウの実 モデルアロサウルス」の能力者で、アロサウルスに変身することができます。
シャボンティ諸島では、海軍大将 黄猿(ボルサリーノ)に遭遇してしまい、ホーキンスをはじめとする、同じく超新星・最悪の世代の海賊らと同じく、倒されてしまいます。
新世界編ではカイドウの傘下として登場し、カイドウの縄張り下で行動していた「濡髪のカリブー」をカイドウの元へ連行しています。
かねてより、様々な生き物が登場していたワンピースですが、ついに、X・ドレークが存在することで動物系(ゾオン)に「恐竜」そして「古代種」がいることが判明しましたね。
白ひげ海賊団のマルコのように、フェニックス(不死鳥)などの能力者もいますから、なんらおかしくはないでしょう。
現在、リュウリュウの実で存在が確認されているモデルは以下の3つです。
- モデル アロサウルス(X・ドレーク)
- モデル スピノサウルス(ページワン)
- モデル プテラノドン(キング)
個人的には、X・ドレークが「モデル ティラノサウルス」ではないことが気になります。
アロサウルスもかなり強い肉食恐竜ではありますが、なぜメジャーなティラノサウルスではないのでしょうか。
それは今後、「モデル ティラノサウルス」が登場するからではないでしょうか。
アロサウルスは全長9mほどですが、ティラノサウルスは全長12mと圧倒的な体格差となります。モデル ティラノサウルスの能力者が現れれば、X・ドレークはひとたまりもないはずです。
また、海に生存した「プレシオサウルス」「メガロドン」をモデルとした能力者なんかも登場したら面白いな、と思ったのですが、能力者と海は相反しますから、まず難しいでしょうね。
リュウリュウの実の能力とは?強さとは?


アロサウルスは肉食の恐竜で、その牙で噛み力はとてつもないです。現に、海軍兵器であるパシフィスタを圧倒する力を持っていました。
強豪ぞろいの百獣海賊団 真打の中でも最強とされる「飛び六胞」の座についていることからも、その実力がうかがえます。
登場回数も少ないため、あまり戦闘シーンの描写はありませんが、ウルージとキラー、超新星・最悪の世代の2人の争いを意図も簡単に止めてしまうほどですから、相当な強さであることがわかります。
また、覇気の能力も高いようで、新世界編では自然系(ロギア)能力者をも倒しています。
しかし、いくら覇気を会得しているとはいえ、やはり動物系(ゾオン)ですから物理攻撃に頼る形となってしまいます。
そうなると、超人系(パラミシア)・自然系(ロギア)にはやはり不利となってしまいますので、その先はX・ドレークの覇気の強さがものをいうでしょう。
みたところ、覇王色をもつ気配もないようですし、戦闘においては体が大きいことが不利となることもありえます。そうなると、以下は弱点となるのではないでしょうか。
- より大きい者からの物理的攻撃
- より素早い小さい者への攻撃
- より強い覇気の自然系(ロギア)・超人系(パラミシア)能力
- 遠方からの攻撃
そのため、X・ドレークの戦闘相手として想定されるのは、
- まだ登場していないモデル ティラノサウルスの能力者
- チョッパー
- 海軍大将クラスの自然系(ロギア)・超人系(パラミシア)能力者
- ウソップ
このあたりではないでしょうか。ただし、半分だけ変身している状態だとまた話が変わってきそうですね。
恐竜タイプという魅力的な能力者であるにしては、戦闘シーンが物足りないため、今後大きな戦いがあることを期待したいです。
元海軍だった?


実は、X・ドレークには海軍本部 小将であった過去を持ちます。そのため、パシフィスタをはじめとする政府や海軍の内情などに詳しい一面を持っています。
父親X・バレルズも同じく海軍将校から一転、バレルズ海賊団として海賊となっており、ドレークはそのクルーでした。
オペオペの実をめぐり、トラガルファー・ローがドンキホーテ・ドフラミンゴと争っていた際、父親らはドフラミンゴの鳥カゴの餌食となるものの、X・ドレーク自身はその場から逃げ出し、海軍に保護され海兵となったのです。
しかし、そののちになぜか父親と同じく、海賊の道をたどっています。X・ドレークが海軍を辞め、海賊となった理由は2通り考えられます。
- 海軍の内情や機密を知り、海軍に嫌気がさした
- 現在も海軍であり、海賊としてスパイをしている
まず、「海軍に嫌気がさした説」ですが、これは父親も同じく状況下で海賊となった経緯も考えられます。父親は海軍将校として、ドレークが尊敬する人物でしたが、突如海賊となり以降は暴力をふるうようにもなります。
これは海軍時代のPTSD(心的外傷後ストレス障害)からくるもの、もしくは自身の正義が破綻したからだと考えられます。
X・ドレークの場合は、後者が当てはまるのではないでしょうか。
特にX・ドレークは黄猿の元、パシフィスタ開発にも多少なりとも携わっていたようですから、「倫理的に反する開発を見た」などが理由として考えられますね。
また、スパイ説も捨てきれません。ローの恩人でもある、コラソンのように海軍のスパイとして海賊となるケースはありますし、X・ドレークはこれまでの行動からも、「自ら進んでカイドウ傘下となった」ことがうかがえます。
海軍指示により、カイドウの秘密を探っている可能性も十分ありますね。
まとめ
恐竜に変身する稀な能力者であることや、バックボーンなど、かなり気になるところが多いX・ドレーク。
まだまだ戦闘シーンについても物足りなさを感じます。
ワノ国編ではその強さや、過去につながる現在の行動の理由などが明らかにされてほしいですね。
今後の展開に期待したいと思います。