今回のテーマは、「アラバスタ王国編・空島編のモデルとなった街」です。
ワンピースのなかでもかなり人気の高い、アラバスタ王国編・空島編ですが、それぞれのエピソードを振り返りながら、モデルとなった街を予想していきたいと思います。
アラバスタ王国編とは?


アラバスタ王国編は、単行本でいうと12巻~23巻あたりを指します。また、細分化すると以下の様になります。
- 偉大なる航路編
- リトルガーデン編
- ドラム島編
- アラバスタ編
偉大なる航路編では、ラブーン・クロックと出会い、そして当時バロックワークスに潜入していたミス・ウェンズデーことアラバスタ王国王女「ネフェルタリ・ビビ」に出会い仲間となります。
その後、リトルガーデンでは巨人の「ブロギー」・「ドリー」と出会い、バロックワークス幹部との戦いを終えたのち、ドラム島では「トニー・トニー・チョッパー」が仲間となりました。
アラバスタ編ではアラバスタ王国を乗っ取ろうとしていたバロックワークス社長こと王下七武海の「サー・クロコダイル」と対決したほか、「ポーネグリフ」の存在が明らかとなり、それまで敵であったミス・オールサンデーこと「ニコ・ロビン」が仲間となりました。
アラバスタ編の名シーンである、ビビと麦わらの一味との別れは、ワンピースのなかでも1、2を争う名シーンだとされています。

ワンピース 23巻 第216話
空島編とは?


アラバスタ王国編は、単行本でいうと24巻~32巻あたりを指します。また、細分化すると以下の様になります。
- ジャヤ編
- 空島編
アラバスタ王国編以降、ニコ・ロビンが仲間に加わり、その途中ジャヤに立ち寄ります。ジャヤでは、「ベラミー」が初登場したほか、冒険家・植物学者の「モンブラン・ノーランド」の子孫「モンブラン・クリケット」たちに出会います。
そして、クリケットたちの力をかり、上昇する海流「ノックアップストリーム」にのって、麦わらの一味は空島へと到達しました。

ワンピース 25巻 第235話
たどり着いた空島では、自然系(ロギア)悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者であるエネルと対決し、勝利しました。それにより、空島で行われていた空の者と地上からやってきたアッパーヤードの先住民シャンディアの戦いも集結します。
空島編ではその後、麦わらの一味の技術面で大きな進化をもたらした「貝(ダイヤル)」が登場したほか、空島へ向かう前に「黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)」とも初対面をしています。
アラバスタ王国 アルバーナ宮殿


アラバスタ王国で、ネフェルタリ・コブラや、ネフェルタリ・ビビが住んでいるのが、アルバーナ宮殿です。

ワンピース 17巻 155話
そして、そのモデルではないかと言われているのが、インドの「タージ・マハル」です。
微妙な違いはありますが、丸みを帯びた屋根の部分と、見張り台だと思われる塔など、かなり造形は似ているように思えます。
空島 雲隠れの村



ワンピース 27巻 第249話
アッパーヤードの先住民、シャンディアはどこかネイティブアメリカン(インディアン)のような雰囲気があり、住居の様子も似ています。
特にトーテムポールは特徴的なのではないでしょうか。
空島 シャンディア


アッパーヤードにあるシャンドラには特徴的な遺跡がたくさんあります。すべてが黄金でできているのはもちろんその形もかなり変わっているといえます。

ワンピース 31巻 第290話
これらに近いとされているのが、南米グァテマラにあるティカルです。マヤ文明の中心地として栄えていたものとされています。石段のようなつくりや、中央に階段のように登れるようになっている点など、共通点が多いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうしてみると、やはり世界各地の建築物や文化が取り入れられているのがわかりますね。
今後も新たな登場する国や街に期待したいですね。