ルフィはワノ国にて元七武海のジンベイを待っていました。
「ケジメをつけてウチに入った」と話すルフィを聞く限り、ジンベイは麦わらの一味に入ったということです。
しかし、ルフィ達と共にワノ国には入国していません。
これには深い訳が存在しているのでした。
今回は、ルフィがジンベイを待つ理由とビッグマムにやられた説を考察していきます。
ジンベイが麦わらの一味に!?
ジンベイはいつ麦わらの一味に入ったのでしょうか。
ルフィとジンベイが初めて会ったのはインペルダウンで、エースを助けたいという共通の思いを持っていました。
それからマリンフォードの頂上戦争では共に戦い、エースの死で精神が崩壊したルフィをジンベイが目を覚まさせます。
修行を重ねたルフィは仲間と共に新世界に入るために魚人島に向かいました。
この時はジンベイが麦わらの一味に入る気配すらありませんでした。
魚人島に入ると、新魚人海賊団を倒して、リュウグウ王国を見事救いました。
魚人島ではルフィとジンベイはお互いの気持ちや強さを感じ合っていたはずです。
戦いで血を流しすぎたルフィでしたが、人間を助けてはいけないという古くからの魚人島の法で誰も助けません。
そこでジンベイは進んで自らの血をルフィのために輸血したのです。
その時に初めてルフィがジンベイに仲間に誘いました。

ワンピース 第648話 66巻
しかし、ジンベイはその誘いをすぐには受け入れられなかったのです。
それはジンベイは魚人島を守るために四皇ビッグマムの傘下に入っていたからです。
ビッグマムの傘下を綺麗に抜けた時に、麦わらの一味として迎えて欲しいとジンベイはルフィに伝えました。
しかし、四皇の傘下を簡単に抜けることは出来ないのです。
その後、四皇ビッグマムと衝突するルフィとジンベイ達の行動によって、現在ワノ国でルフィが待っている状態へとなりました。
おそらくジンベイはルフィが海賊王になる男であると認めたと同時に仲の良かったエースと姿を重ねていたのでしょう。
ルフィは魚人島の法を犯してまで助ける価値のあるということと、ジンベイは自分がルフィを助けたいという思いが募ったと思います。
ルフィもエースの死後、喪失感で覆われていた中助けてくれたのがジンベイでした。
その感謝と命を救ってくれた感謝、さらにはルフィが惚れ込んだ男らしさもジンベイにはあります。
一体ジンベイの身にビッグマムとの戦いで何があったのでしょうか。


ビッグマムにやられた説
ルフィはワノ国に辿り着く中、ジンベイがいません。
これはルフィ達がビッグマムの縄張りであるホールケーキアイランドから逃れる時のことが関係しています。
ホールケーキアイランドに入国したジンベイはルフィ達の目の前でビッグマムに盃を返し、脱退表明をしました。

ワンピース 第863話 86巻
そしてここでジンベイは正式に麦わらの一味となったのです。
しかし、ビッグマムの手から逃れることは容易ではなく、麦わらの一味の船を逃すためにジンベイが最後方でビッグマムを迎え討ちました。
そしてルフィ達は無事にワノ国へと上陸したのですが、その後ジンベイが来てないのです。
ビッグマムはその後ワノ国へ到着していることから、ジンベイとの戦いに決着はついているはずですね。
ビッグマムが生きているので、ジンベイは戦いに負けたと思われますが、生きているのでしょうか。
尾田先生のことなので、おそらくジンベイは生きていて、ワノ国編終盤で到着すると思います。
そして必ずジンベイの力が必要となる時があるのでしょう。
ビッグマムとの戦いに関しても、ルフィ達を逃すことができた時点で、勝ちと捉えることもできます。
怒りに震えるビッグマムの手から、もしジンベイが逃れることが出来ていたのならさすがルフィの惚れた男ですよね!


まとめ
以上、ルフィがジンベイをワノ国で待つ理由とビッグマムにやられた説を考察しました。
ワノ国で仲間を待つのはルフィにとっては長く待ち遠しいはずですね。
早くジンベイと合流し、再びジンベイの男らしい姿を見せてほしいと思います!