Dr.ヒルルクの過去を調査!不治の病はロジャーと同じ病気?【ワンピース考察】

今回のテーマは「Dr.ヒルルク」についてです。

ヒルルクはチョッパーの育ての親で、不治の病を患っていた人物ですが、その不治の病とはロジャーと同じ病気だったのでしょうか。

ヒルルクの過去や病気について調べてみました。

目次

Dr.ヒルルクとは?

ぷに助
 ヤブ医者だけど、いいひとなんだよね。 
ぱちぇこ
 チョッパーの恩人だね。 

ワンピース 16巻 第145話

ドラム王国(現サクラ王国)で医者を名乗っていましたが、どうしようもないヤブ医者でした。

麦わらの一味の船医「トニートニー・チョッパー」の育ての親であり、名付け親でもあります。

作中ではどんな病の治療も無償で請け負うなど、その奉仕精神はすばらしいものの、医師免許ももたないヤブ医者のため、患者を余計に悪化させたりします。さらにはヤブ医者だと知っている者がどんなに拒んでも無理やり治療し、失敗するのでかなり評判は悪かったです。

人間からの迫害により心身ともに傷ついているチョッパーを連れ帰り、治療し、そこからともに生活しました。

元から不治の病を患っており、それを知ったチョッパーが万能薬と勘違いして持ち帰った毒キノコのスープを、チョッパーの気持ちを汲み、飲み干します。

その件があってかどうかはわかりませんが、その後ワポルに騙されおびき出された際に、爆薬の入った酒を飲んで自害しました

Dr.ヒルルクの過去は?

ぷに助
 泥棒なんだっけ? 
ぱちぇこ
 海賊ではなく? 

西の海(ウエストブルー)出身の大泥棒

ヒルルクはチョッパーに対して自分の過去だと思われるある男の話をします。
それは、西の海で大泥棒だった男が不治の病にかかり、金はあれどどんな治療も効かなかった。しかし、山いっぱいの桜をみたときに不治の病が治ったというのです。

ワンピース 16巻 第142巻

 

個人的にはこのヒルルクの話に2つの事実の異なる内容があったのではないかと考えています。

1.大泥棒ではなく、海賊だったのでは?

ヒルルクはチョッパーがあまり人間の世界について知らないため、わかりやすく説明するために泥棒だったと語ったのではないでしょうか。

ヒルルクは海賊旗を掲げていまたし、チョッパーの外傷は問題なく手当できています
つまり戦闘に際するケガの治療には手馴れていたのではないかとも考えられます。

もちろん、元々海賊ではなく、どこかのタイミングで海賊と強いつながりができたということも考えられます。

2.不治の病は治ったわけではない

ヒルルクはチョッパーに語るにあたり「不治の病は治った」と語ります。
しかし、その後もヒルルクに死期が近づく様子が描かれており、本人もそれを予感しています。

恐らくは、桜を見たことにより、気落ちしていた精神状態が回復し、肉体もそれに合わせていくらか回復をしただけということではないでしょうか。

不治の病はロジャーと同じ病気?

ぷに助
 そうだね! 
ぱちぇこ
 確かに共通点はあるね。 

不治の病、そして桜ときくと想起されるのが「ゴール・D・ロジャー」です。

ロジャーも海軍に出頭した理由は不治の病にかかったことが原因だとしていますし、白ひげと酒を酌み交わすシーンでは桜と思わしき木々の下にいます。

ワンピース 59巻 第576話

 

もしかするとロジャー・ヒルルクは同じ病気を患い、また同じ場所を訪れていたのではないでしょうか。

また、ヒルルクは「人が死ぬときは忘れられた時」、ロジャーは「死なねえよ、俺は」とも発言しています。

どこか似通っている二人は、もしかしたらなんらかの繋がりがあったのかもしれません
実際、ヒルルクはロジャーや白ひげと同世代であり、ロジャー海賊団・ロックス海賊団であったとしてもおかしくはありません。

同じくウエストブルー出身のブルックとチョッパーでヒルルクについて語ってる可能性はないのかな、とも考えましたが、ブルックの年齢から考えるとお互い存在を知らなくても無理はありませんね。

チョッパーの名前にも伏線が?

ぷに助
 ほえー! 
ぱちぇこ
 あるのかな? 

ヒルルクはチョッパーに「トニートニー・チョッパー」と名付けます。

ワンピース 16巻 第142巻

 

チョッパーについては、「木でも斬り倒せそうな角をもっている」との理由でつけられましたが、「トニートニー」については触れられていません。

もしかすると、過去に出会ったヒルルクにとって重要な人物からあやかっているのかもしれません。

ただ、単純に「トナカイ」から響きを取ったというのも考えられますが…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

懐かしいヒルルクですが、なにか伏線めいたものも感じますね。

また、ヒルルクが訪れた桜の国は、ワノ国ともいわれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

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