今回は、「カイドウ」「ドラゴン」「天竜人」と、ワンピースでは重要な人物に"リュウ"が関係しているのではないかという噂について検証していくほか、各キャラについてもまとめていきたいと思います。
カイドウとは?



ワンピース 79巻 第795話
四皇のうちの1人で、百獣海賊団 船長です。
百獣海賊団は数百人の動物系(ゾオン)能力者が所属しており、そのほとんどが、ドンキホーテ・ドフラミンゴとの取引によって手に入れた、人造悪魔の実「SMILE」によって能力を得ています。
また、本人もなんらかの能力者である可能性が高く、ネットではカイドウが度々、「龍」に変身することから「龍」に関する能力ではないか、もしくは元々「龍」で、人の姿になることができる能力なのではないかと噂されています。

ワンピース 79巻 第795話
カイドウに関する過去記事はこちら↓

ドラゴンとは?



ワンピース 82巻 第824話
モンキー・D・ルフィの父親であり、海軍中将モンキー・D・ガープの息子です。
さらには、革命軍 総司令官という立場にあり、世界政府討伐を目的に、世界各地でクーデターを起こしています。
そのため、世界政府からは「世界最悪の犯罪者」だとされています。
懸賞金額は不明。
しかし、世界政府を倒そうという人物ですから、4皇と同等、もしくはそれ以上の強さであることが想像できます。
悪魔の実の能力に関してはその能力を有しているかどうかについてはわかっていませんが、革命軍を率いる存在であることからも、なんらかの能力者である可能性は高いでしょう。
また、ドラゴンが登場する際に大きな風が吹いていることが多く、「風」もしくはその上位の「天候」を操る能力者ではないかと言われています。
ドラゴンについては、過去に記事にまとめています。

天竜人とは?



ワンピース 73巻 第722話
天竜人は、800年前に世界政府を設立した20人の王たちの末裔で、「世界貴族」とも称される、ワンピースの世界で最大の権力者たちの総称です。
また、天竜人の中でも最高位となるのが「五老星」と呼ばれる5人だとされています。
多くの天竜人はその絶大な権力から横暴の限りを尽くしており、天竜人以外の種族を奴隷にして酷使したり、いたずらに殺めたりしています。
しかし、過去にドンキホーテファミリーがその立場を放棄し、市民から怒りを向けられた際にはその助けに応じることはなく、「天竜人」という立場が意外にも脆いものであることがわかっています。
天竜人に関する過去の記事はこちら↓


物語のカギは"リュウ"なのか?


世界政府を設立した天"竜"人。その世界政府を倒そうとしている"ドラゴン(龍・竜)"。そして海賊のなかでもトップクラスの存在である"龍"の姿となることができるカイドウ。
世界政府・海賊・革命軍という3つの勢力それぞれに、"リュウ"にまつわる人物がいるのには、何らかの作者の意図があるのではないでしょうか。
また、作中では"竜"と"龍"をあえて分けているようにも感じます。
例えば、ワノ国の侍リューマは、過去に"竜"を討伐して英雄となっています。
しかし一方で、"龍"であるカイドウは崇められる存在に。
つまり、少なくともワノ国の人々にとって"竜"と"龍"はまったくもって別の生き物であると考えられているのではないでしょうか。
パンクハザードに登場した"竜"も、天竜人がその存在を気に入り、名づけまでしたという小ネタもありますし、また同じくパンクハザードでは、光月おでんの息子、モモの助が竜に変身するSMILEを食しており、これも何らかの伏線ではないかと考えられています。
個人的には龍(カイドウら海賊)・竜(天竜人に従う世界政府、海軍)・ドラゴン(革命軍)と、今後ぶつかり合う3つの勢力を表しているのではと考えています。
となると、カイドウとルフィの共闘…なんてこともある…のかも?
まとめ
ワノ国編では今後、カイドウVSルフィの再戦が予想されますが、上記でも述べているとおり、最終的にカイドウとルフィが共闘するというのも、可能性としてゼロではないはずです。
例えば、共通の敵(おそらくは天竜人や世界政府)が現れた際、お互いの利害が一致すれば、協力して戦うこともありえるのではないでしょうか。
それぞれの勢力にちりばめられた"リュウ"のキーワードがどのような意味を持っているのか、明らかにされるのが楽しみですね。