人気の高い、エース・サボ・ルフィの義兄弟。
そんな彼らは、どうして「義兄弟」となったのでしょうか。
また、3人の関係性はどうだったのか。
今回は、そんな彼らについて、
改めて調べ、まとめてみました！
エース･サボ･ルフィについて
ぷに助
ぱちぇこ
白ひげ海賊団二番隊 隊長で、
父親は海賊王のゴール・D・ロジャー、
母親はポートガス・D・ルージュです。
懸賞金は5億5000万ベリー。
自然系悪魔の実「メラメラの実」の能力者で、
体を燃え盛る炎へ変化させる事ができます。
マリンフォード頂上決戦編でルフィをかばい、
赤犬に敗北、死亡しています。
革命軍 参謀総長という、No.2のポジションを務めています。
ゴア王国の貴族の出身ですが、差別意識やその残忍さから、
両親をはじめとした貴族を激しく嫌悪しています。
10歳ごろ、ゴア王国から海へ出る決意を固め、
単身で出港しますが、天竜人の船を知らずに横切ったため、
砲撃にあい、生死不明になります。
そこを革命軍 総司令官のドラゴンに救出され、
革命軍の一員となりました。
懸賞金は6億200万ベリー。
天竜人により重傷を負わされたことが原因で、
記憶喪失となっていましたが、マリンフォード頂上戦争後に、
エースの訃報を目にしたことで、すべての記憶を取り戻しました。
そして、ドレスローザ編で、
エースの「メラメラの実」の能力を引き継ぎました。
海賊団「麦わらの一味」 船長。
また、本人としては否定的ですが、
構成員5000人超えの、麦わら大船団の大頭です。
海賊王、そしてワンピースを求めて航海をしています。
現在の懸賞金は15億ベリー。
超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、
全身をゴムのように伸縮させることができます。
トレードマークの麦わらぼうしは、
幼少期にシャンクスから預かったもので、
海賊王になったとき、その帽子をシャンクスに返す約束をしています。
どうして義兄弟になったのか？
ぷに助ぱちぇこエース・ルフィ・サボは、兄弟盃を交わし、
義兄弟の契りを結んでいます。
これは、三国志の「桃園の誓い」がモデルではないか、と言われています。
エースとサボは同い年で、ルフィはその3つ下です。
3人の中では、「長男2人、弟1人」という認識のようです。
誕生日で細かくいうと、エース、サボ、ルフィの順ですね。
山賊、ダダンに預けられたエースとルフィ、
そして、グレイ・ターミナルというごみ山に住むサボ、
お互い、親もなく（サボの親は実際には生存していますが）、
過酷な環境で生活をともにしていました。
そして、3人で海賊になり、航海にでよう！
と、夢を語り合っていました。
ある日、エースはダダンの家から酒と盃を盗み出し、こういいます。
「盃を交わすと"兄弟"になるんだ」
「海賊になるとき同じ船の仲間にはなれねェかも知れねェけど、
おれ達3人の絆は”兄弟”としてつなぐ」
そして盃を交わし、3人は兄弟となったのです。
各々の生い立ちを抱え、孤独に育った3人は、
自分たちで、大切な兄弟という絆と新たな「家族」をつくりだしたのです。
3人で生活し始めるなど、家族で行動し始めますが、
風呂や食事はダダンの家に頼るなど、子供らしさは残っていました。
どんな関係性だったのか？
ぷに助ぱちぇこエースは父親がロジャーであったことを疎ましく思い、
自暴自棄ともいえるほど暴力的で、排他的な性格でした。
ですが、ルフィがダダンのもとにやってきて、
共に暮らし始めることで、徐々に性格が丸くなっていきます。
さらにその後、酒場のマキノに礼儀作法を学び、
白ひげ海賊団で、白ひげという「父」を得たことで、
非常にやさしく、礼儀正しい男になっていきました。
ルフィに対しても、当初は突き放していましたが、
途中からまさに兄と弟といった、
甘やかさずとも大切に思っているといった、関係であったといえます。
対してサボはエースに比べると、
ルフィに甘く接していたり、エースとルフィの喧嘩を仲裁したりと、
中間子のイメージそのものではないでしょうか。
ただ、エースの死後はルフィへの態度は一層甘くなっており、
少し過保護ともいえる態度をとっています。
特に、ルフィに危害を加えようとするものには、
徹底的に対抗するなど、エース亡きあと、
さらに義兄弟を亡くすことへの恐怖心がうかがえます。
まとめ
エース・サボ・ルフィの三兄弟。
3人はそれぞれ、別の道を歩むことになりました。
エースは亡くなってしまいましたが、
3人の絆は、生死を超え、
強く、つながっていることでしょう。
サボとルフィも、出会ったからといって、
共に行動するわけではなく、絆を新たに、
それぞれの道を歩んでいます。
残った義兄弟2人が進む道を、
エースも見守っているのではないでしょうか。
