第921話で錦えもんが探せと言った、
強力な助っ人となるであろう三人。
河松、傳ジロー、アシュラ童子。
キーパーソンとなることは間違いなさそうですが、
彼らは一体何者なのか?
そしてそのほかのキャラクターのように、
モデルとなる人物はいるのでしょうか。


アシュラ童士の正体とモデル
もともと、ワノ国の各郷から追放された罪人・盗人たちが、
野放しにされた土地であった九里。
毎日争いが絶えず、将軍も目をつぶってしまうほど、
凶悪な土地だったそうです。
そんな九里にいる悪党の中で、
最も危険とされていたのがアシュラ童士でした。
しかし、光月おでんとの大げんかに負けたことから、
赤鞘九人男の一員になったと考えられます。


酒天丸は、シルエットやネーミングもさながら、
あの4皇であるカイドウが欲しがる強さですから、
断定しても問題ないでしょう。
また、モデルは妖怪の「酒呑童子」、落語の「頭山」と言われています。


酒呑童子は三大妖怪の一人とも言われる、お酒が大好きな鬼で、
落語「頭山」は頭に桜の木が生える…という少し不思議なお話。
アシュラ童士・酒天丸ともに頭の上の特徴的な髪型はそれを模しているのでしょうか。
いずれも当てはまるので、モデルとした可能性は高そうです。
河松の正体とモデル


河松については、酒呑童子と違い、
まだ明らかにされていない部分が多く、
正体・またモデルについても憶測が飛んでいます。
化け物扱いされていた、
イヌアラシとネコマムシのシーンで、
笠の侍がもう一人見切れていることから、
河松も異形のものではないかという説が有力で、
河松という名前から、河童ではないかと…。
確かに、酒呑童子も妖怪ですし、
妖怪である河童、しかもずっと笠をかぶっている…。
となると、信憑性がありますね。


また、「長く人を待っている…」とルフィに漏らした、飛徹もまた、時を超えてやってきた河松なのでは…なんていう説もありますから、正体が明かされるのが楽しみですね。


傳ジローの正体とモデル
そして新しく登場した、
花の都の辻斬りで、騒ぎを起こしている人斬り鎌ぞう。
長い髪を頭の上で束ねている容姿から、
赤鞘九人男のシルエットと酷似するため、傳ジローではと言われています。
役人と敵対していることからも、
反オロチ・カイドウであることは間違いありませんし、
可能性としてはかなり高いと思います。
モデルは、しらべたところ、
時代劇『丹下左膳』で丹下左膳を演じられた故大河内傳次郎氏と、
言われています。
作者の尾田先生は、役名からも役者さんのお名前からも、
キャラクターの名前を付けられるのできっとそうでしょう。



河松・アシュラ童士は妖怪、傳ジローは人間?


これから大活躍するであろう、河松、傳ジロー、アシュラ童士。
力のほどや、正体などはまだまだ隠されていますが、
だからこそ、明らかにされるのが楽しみですね!